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賃貸の注意点

カテゴリ: 不動産
安定して長期間にわたって利益を得られるのが賃貸収入の特徴ですが、投資である以上は賃貸経営にもリスクが存在します。例えば空室によるリスクは、賃貸収入が「ゼロ」になるのではなく「マイナス」に作用する場合があります。即ち、空室があっても管理費、固定資産税、都市計画税、ローンの支払いなど、経費は発生し続けるため、利回りが低い物件にとって空室は致命的なリスクになる可能性もあります。

予算を計画した際には、黒字が確実となっていた賃貸物件でも安心はできません。中途解約の制度は借主に優位な条件で設けられているため、契約の有無に関わらず、不動産のオーナーにとっては頭痛の種になります。空室が生じ次第、新たな借主を探すために宣伝広告の費用が生じますから、定着率の悪い物件ほど赤字を計上する可能性が高まります。

賃料も非常にデリケートな問題を孕んでいます。例えば、投資対象の不動産から得られる賃料が、近隣の相場と比べて高い場合は、借主が入れ替わるタイミングで相場並みに賃料を引き下げざるを得ない状況になります。相場より賃料が高い場合、その不動産に特別な魅力がない限り、借主が見つかりにくいためです。結果、15年で返せるはずのローンが20年になってしまう、という事態も考えられます。こうしたケースを考慮して、物件購入時の利回りが高い場合でも、将来は賃料が引き下げられる(結果的に利回りが低下する)可能性もあるので、予算計画にはゆとりを持たせましょう。
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